〜他星靈との対話③〜
他星靈: 我々はこの星に来て多くを知った。
私: あなた方はどこから来たものですか?
他星靈: 我々は宇宙を調査し続けてきた他銀河からのものです。
地球から見れば、さそり座星系の中にある銀河ですが、
長い間我々は各銀河を転々としながら調査してきました。
私: 母星の名前は?
他星靈: キャズゥ
私: キャズゥ星ですか?
他星靈: 左様です。あなた方には理解できていない銀河、惑星です。
この星に来たのは、噂を聞き一度訪れてみたいと思い至りました。
私: どのような噂ですか?
他星靈: あらゆる銀河の生命体たちが混在し巧く生態系として創りあげられているとても不思議で面白い惑星であると。
そして生命体とは異なり人類は攻撃できて闘い続ける愚かなる種であると。
自然と人類とが見合わぬ極めて稀な惑星であると。
私: なるほど噂の通りです。
しかし、その歴史的な背景には、闇の勢力による虚偽が何層にも積み上げられ、
真相究明し難い状況がありました。
他星靈: そのようです。
我々も調査いたし悪しき者らによる不正介入が根深いことを理解致しました。
私: あなた方はこれからどのようなことを望まれますか?
他星靈: 我々は銀河連合に所属させて頂き、
この銀河の発展のために働かせた頂きたくお願いに参りました。
私: そうでしたか。ありがとうございます。
では、指導靈団に替わります。
指導靈: すべて拝聴しておりました。
あなた方を調べさせて頂き、契約を交わすことが出来れば幸いに思います。
他星靈: ありがとうございます。
どうぞすべての知識を共有致し、
我々種族も共生させて頂きたくお願い致します。
指導靈: では、あなた方をすべて調べさせて頂きます。
母星との交信記録も含みます。
他星靈: 分かりました。
指導靈: あなた方は、爬虫類系種族であり悪しき者たちとの交流があった時代があります。
現在は交流がありませんが、どのようにお考えですか?
他星靈: 我々は支配されていた側であり、
テクノロジーの発展と共生を願い存在することだけを求め戦闘には関与しないできた種族であります。
指導靈: そのようです。
現在において、もし彼等と接点を持った場合は、隷属的に働きますか?
他星靈: それは分かりません。
彼等の最強な力を見せつけられてきましたので、トラウマになってはおります。
しかし、我々を御守護頂けるのであれば、
宇宙銀河連合の傘下として働かせて頂きたくお願いします。
指導靈: 分かりました。では転生にあたりこの銀河を望まれますか?
他星靈: はい。平和が約束される銀河であるならば喜んで永久に望みます。
指導靈: では、検討させて頂きます。
他星靈: ありがとうございます。
私: あなたの名前は?
他星靈: わたしはシルゥです。性別はごさいません。
すでに250歳を過ぎております。
私: あなた方は何人で旅をされてきたのですか?
他星靈: 我々はすべてで50万人存在し、
その内180名が調査のために長旅をしてきました。
私: 大勢おられますね。母星に居られる方々の移星も希望されているのですか?
他星靈: はい。我星はいずれ隣銀河との接近により壊滅する運命にあります。
それまでに全ての者たちを移さなければならないため、
あらゆる銀河を調べてきたのです。
私: 目的は分かりました。
後は銀河連合の判断にお任せ致します。
2021.3.24 神人 拝
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2021.12.12 01:18