〜すべては宗教団体の在り方に問題がある!〜
わたしは、宗教団体に属した経験は今生一度もありませんが、
宗教団体に属しており辞めたいが辞められないで悩んでいるという方々からの相談にこれまで数多く応じてきました。
団体を辞めた人を陰で呪い苦しめるような団体も実在しています。
離脱者を出さないように、神仏を蔑ろにしたがゆえの祟りであると見せしめるために行われている愚業なのでしょう。
宗教とはいったい何であるのか?宗教とは必要なものなのだろうか?宗教の善悪の線引きとは?教えられている内容の真偽とは?…といった疑問を、わたしは長年の間自問自答し続けてもいます。
日本国では憲法によって信仰の自由という権利が国民ひとりひとりに与えられ擁護されております。
ゆえに国民全ての人が、何様を拝み崇拝しようが自由なのです。
しかし、それゆえに歪んだ思想に取り込まれやすいといったとても危険な状況にあるとも言えるのです。
何が善=真実で、何が悪=虚偽であるのか? 正しく教育されていない人がほとんどであるにもかかわらず、選択の自由という権利だけが与えられると、善悪を見極めることが出来ず魔に取り込まれてしまうという現実があります…。
宗教とは、本来ならば人がより良き生き方が出来るようにするためにある先人たちからの精神的な知恵ですから、すべての宗教内容が悪い訳ではありません。
問題があるとしたならば、後世の人が付け加えたであろう“偽りの教え”であり、歪んだ戒律や支配的な団体の体制・仕組みにあります。
そのほとんどが善の仮面を被り優しく救いの手を差し伸べ、仲間・組織に入ったならば洗脳し縛り付け、少しずつ隷属化してゆくやり方を用いています。
それこそが悪魔の罠そのものなのです。階級制にして、金を絞り取り、人を集めさせ、家族や友人知人を巻き込み、死んでも組織の輪から逃れられないようにがんじ絡みにしてゆく悪の仕組みです。
そのような宗教団体・ビジネス団体が事実上溢れています。 宗教団体に入ってゆく理由は、経済苦による救済、肉体苦による救済、精神苦による救済を求めてと人それぞれですが、苦しみから救われたいという理由が共通理由でありましょう。
苦しみを解消してあげたのですから、次は神仏=組織に恩を返してゆきなさいとするのが共通のやり方です。ほとんどの宗教団体は、無償の愛ではなく隷属的な愛であらゆるものを要求してくるものなのです。
宗教団体に隷属化し洗脳されながら生きている人は、世界に何十億人も存在します。
心から幸福感を感じられているならばなんら問題なく良いのですが、現実は違い、思想や団体に対する疑念と葛藤が付きまとうようです。
世界は宗教界が人々を支配し、経済をも動かしています。それは、世界の病の源でもあると言えます。
なぜこのようなことになっているのか?と問われたならば、“人々が真実を知らないがゆえに起き続けている問題である”と私は答えます。
人は真実を学ばなければ、容易に騙され操られるということです。
逆を言えば、容易に操れるようにするために人々に対して真実を教えないのです。
2018.11.30 神人 拝
0コメント