【神人靈媒日記 2019.6.24】

〜昔のユタとの対話 沖縄/池間島 故:糸満マツさん〜  

「わが池間島」という書籍と出会い、掲載されている昔のユタの方の写真より、

とても強い靈氣を感じたために、チャネリングを試みたところ靈人との対話が始まりました。 

 マツ: わたしが分かりますか? 

 私: はい。この度は御縁をお繋ぎ頂き感謝申し上げます。  

マツ: こちらこそ、ようこそお越し下さいました。 

私: 池間島の海は大好きなところで宮古島に来る度に来させて頂いております。  

マツ: そうでしたか。それは嬉しい限りです。あなたが話出来る方でこちらも嬉しいです。ひとつお話があるのですがよろしいですか? 

 私: はい、どういったお話ですか?  

マツ: これからたくさんの人たちが、こちらの島に移り住んできて、反対に島を離れてゆく島民が多くなってゆくでしょう。 

 私: 島の未来のことですね。  

マツ: はい。島の祖靈たちは、自分たちはこの島で生まれ育ちこの島で死に、そして今でもこの島をとても愛しているので、これからもずっと島にいて、島と島民を見守りながら側にいたいと言っております。 

私: 未来においてたくさんの方がこの島に移り住んでくるから、島民が住みずらくなるということなのですか? 

マツ: それもありますが、それぞれの思いで島から離れたいと思っている人々がいるということです。

 私: そうですか。別の地に移りたいと思われている人々もいるということなのですね。 

マツ: はい。島民が島を離れてゆくと、祖靈たちは、自分たちをともらってくれる人たちが居なくなるので、とても寂しいと言っています。島を離れられないのです。 

私: そうでしたか。大きな墓がありますが、祖靈の方々は墓におられるということなのですか? 

 マツ: いいえ、普段は墓には居ませんが、行事がある度にゆきます。そして生きている者たちと語り合うのです。昔の靈人たちは島にいることを喜びに思っています。ですから、出来ればこれからもずっと島民には島にいてほしいと望んでいるものたちが多いのです。  

私: そういう強い郷土愛の中に皆様が生きていた訳ですね。ですから、死んでも島にいてみんなのために出来ることをしたいという思いを、祖靈の方たちが共有している訳なのですね。 

マツ: はい。そうです。そのことをこの島の人々に伝えてもらえれば嬉しいです。 

私: 分かりました。私なりに出来る範囲で伝えさせて頂きます。  

私: 池間島はとても大好きな島です。御靈団御靈人の皆様には毎回たくさんの喜びを頂きお世話になっております。  

マツ: この度はこのようにお話出来ることが誉であります。 私は幼い頃より靈界のものが見えており、幼少期からおじいおばいより神ごとを学ばされました。そしてカミンチュとして生き、多くの方々のお世話をさせて頂きました。  

私: そうでしたか。御役目、誠にご苦労様でした。色々と大変なこともお有りでしたでしょう。 

 マツ: はい。魔というものは誰にでも入り込み狂わせるもので、動物にも人にも同じくかかり、人々の心を弄んだり、仲違いさせたり、病いにしたり死なせたりもします。 

私: はい。魔の存在を理解し生きることはとても大切なことです。  

マツ: 人々に魔の恐ろしさを教え、身の守り方や心構えを伝えてゆくことも、我々カミンチュの役割であると思います。 

私: はい。おっしゃる通りです。 今のこの国は靈の存在についてほとんど無知に近く、魔に入られ放題で悪さをされ続けている状態です。 カミンチュ=シャーマンである者も正しい教育を受けられているとは言えません。また靈団靈人の方々も、生前の間違った情報や思想を植え付けられているために、死後も観念が歪んだままでいるのです。 

 マツ: そうでしょう。靈界のものが正しくないと子孫を良きに導くことは出来ませんからね、生きている時にどのような教育を受けるかということは、死んだ後どのような靈人になるかということに等しいですね。  

私: そうですね。どこかの時代から改めてゆかなければ、この星全体の歪みは治らずにどんどん病んでゆくばかりですから、まずシャーマンが正しく指導靈より学び、顕在界にも靈界にも真を説いてゆかなければならないと心より思っております。  

マツ: あなたは靈界人にも御指導なされている方ですね。中々出来るカミンチュはおりません。靈界人は頭が堅い者が多いし、生きている人の話を聞こうとするものは限られてきます。靈界人のしもべのように言われるがまま、あっちにふらりこっちにふらりと弄ばれている方々が多くいるでしょう。わたしの時代からそれは見られました。だからカミンチュ同士の争いも有りました。 

私: どの時代にも見られることなのですね。やはり魔が入り込み仲違いさせ、思考を操る仕組みは昔も今も変わらないですね。  

マツ: 変わってゆかなければならず、どうしたら良いのか分からず、悩みはあなたの時代も同じようですね。 

私: はい。魔の数が多過ぎるということと、長きに渡り思考支配されてきた背景がありますので、簡単には改善出来ません。 現在は靈界に対して現界に対して、双方に御理解頂けるように少しずつお話させて頂いております。 マツ: ひとりだと大変でしょう。カミンチュ仲間がいればまだ心強いですが、粗探しすることに使われている者ばかりでは、心苦しくなりますね。  

私: ありがとうございます。今はまだ近くに語り合えるようなカミンチュ仲間はいませんが、靈団靈人の方々の励ましや御力添えを支えに活動させて頂いております。そして、私を応援して下さっている人たちがたくさんおりますので、今では寂しさや虚しさなどはございません。  

マツ: そうでしたか。それは良かったです。あなたのことを応援して下さる方々がいることが何より大きな力そのものです。念の世界ですから、負の念が多いか正の念が多いかで心と身体に受ける影響は全く異なります。 

私: はい。近年はお陰様でだいぶ楽になってきました。励ましの念が多く感じるため、自身の心の安定感は全く違います。 

マツ: 自他共になされなければ、魔に対しての御役目は出来ませんから、これからも皆さまの御声援を頂きながら、カミンチュとして正しき道を説いてゆかれて下さい。  

私: はい。どうもありがとうございます。 この度の御縁に心より感謝申し上げます。 どうぞ今後共御指導と御力添え頂けますよう宜しくお願いします。 

マツ: こちらこそ靈団共々宜しくお願いします。お越し下さり感謝致しております。 

私: どうもありがとうございました。 


 2019.6.24 神人 拝


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