〜日月神示と大日月地神示 ①〜
日月神示(ひふみ神示)とは、故 岡本天明氏が靈がかりとなり自動書記によって降ろされた書です。
一般人が解読不可能な漢数字や記号・ひらがな等で書かれたものを後に、
靈感者であった矢野シン女史を中心とした靈感者の方々によって少しずつ解読がなされ現代に伝えられてきたものです。
ただし解読者も色々おられ解読の仕方も色々であり、
いずれが解読としては真なのか?意見は別れているところです。
そもそも神示に書かれているように、
“神示、八通りに読めるのぞ”=それぞれに読めるとありますので、それぞれに解けば良いということでもあります。
かつては、日月神示も偽書としてまともに取り扱われなかった時期も長く、現代でも賛否両論ある書です。
内容や解読内容が、本物か偽物ということは、やはり個々の判断でありますが、結論として自身が読んで喜びに感じるかどうか?ということに過ぎません。
神示研究家という類いの人たちの間では、日月神示こそが本物であると言われている方、
新興宗教の教祖に降ろされた神示は全てが一連の流れを持つ同じ霊系のものであると言われている方、
逆に新興宗教に降ろされる神示はすべてが怪しい物であると言われている方、
古事記や日本書紀だけが正しいと言われる方、
又は古事記も日本書紀も改ざんされたものであり真実が正しく記されていないと言われる方など…色々存在しています。
いずれもそれぞれの個人的な見解に過ぎないということです。
しかし共通して言えることは、
神示を研究している人ではあるが、靈的な正しい判断が出来る靈媒でもなく靈感者でもない人ばかりであったり、
ただ書籍を読んできたというだけの学術的な一面でしか物事を判断出来ない人、
そして誰かの受け売りで同じことを申されている人が多いのではないでしょうか?
真実か虚偽かを正しく見極められる人であるかどうか?というのは、学識があるかないか?ではないということです。
一枚の絵を評価する如く、正負いずれも存在しているゆえに、
何を信じたいのか?何を選択したいのか?という結局のところは、
個々の信念信条に過ぎないのです。
2019.11.22 神人 拝
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