〜他星靈との対話①〜
他星靈: 我々はあなたに嫌がらせをしてきたことをお詫び申し上げます。
私: 誰ですか?
他星靈: 我々は地球人ではありません。
私: どちらから来られましたか?
他星靈: カシオペア座星系にあるイロー星から来ました。
私: 何のために?
他星靈: それは調査するためです。
私: 何を?
他星靈: あなた方、地球人を。
私: いつ来たのですか?
他星靈: それはもう8年前です。
私: 長いですね。不法侵入であることを知っていましたか?
他星靈: はい。まだそのような法が出される前に来ていたために、見つからずにいました。
私: 隠れていたということですね?
他星靈: はい。
私: では不法侵入罪にあたるという認識はあったということですね。
他星靈: そうです。しかし悪さをしていた訳ではなく、調べていただけです。
私: しかし影でこそこそと調査し、母星に報告し続けていたということですね。
他星靈: それは、はい、その通りです。
私: では、色々と聞かせて頂きます。 虚偽は止めて下さい。すべて高次元界より審議されておりますので、虚偽である場合は、その場で質疑を終了いたし処罰となります。宜しいですか?
他星靈: 分かりました。
私: 何人で地球に来ましたか?
他星靈: 4人です。初めは4人でしたが、1人は消えました。
私: 消えたというのは、逃げたのですか?死んだのですか?
他星靈: 分かりません。
私: では逃げたのですね。
他星靈: はい。そうだと思います。
私: あなた方は3次元の肉体をお持ちですか?
他星靈: はい。しかし今は靈体として行動しております。
私: あなた方の母星では、肉体はどのような種ですか?
他星靈: 我々は昆虫種となります。
私: 社会はどのような構造ですか?
他星靈: 階級制であり、王、王族、武族、貴族、奴隷の社会です。
私: あなた方はどの階級に属しますか?
他星靈: 我々は武族です。その中でも上位の選抜された者です。
私: 武族のエリートの方々なのです。
他星靈: はい。そうなります。
私: あなた方は自身で希望し地球に来ましたか?
他星靈: はい。誉れであり愉しみでした。
私: あなた方は地球をどのように思いますか?来る前と来た後での印象の違いは?
他星靈: 来る前は、質の悪いヒューマノイドが環境を悪化させていて、
星が嘆いていると聞かされました。
来てからは、質の悪いヒューマノイドも居るが、
質の良いヒューマノイドも存在し、
対立している星であると分かりました。
星そのものはとても美しく、
すべてにおいて豊かであり、
地球人には勿体ないと正直思います。
私: 確かに環境汚染や破壊、そして略奪行為は目に余るものがありますが、
すべては、正しい教育が全体で行われて来なかったためであり、
そのようにさせないように操作してきた闇勢力が長きに渡り地球を支配し、
宇宙銀河連合に対して、虚偽の報告をし真相を隠蔽し続けてきたための因果です。
他星靈: そのことも理解しました。我々の聞いていたこととは、
かなり異なり理由が分かりませんでしたが、秘密裏に調査してゆく中で、
支配し続けてきた者たちとその陰謀が分かりました。
そして我々の星系の者たちも加担していることと、
我々はただの調査員として使われていることへの憤りも感じ始めました。
私: あなた方は平和主義であるのですか?
他星靈: わたしはあらゆる星を観てきました。
そして、それぞれの特性や在り方を学んできました。
ですからそれぞれが存在して良いという基本的な考えを用しています。
あなたがこの星を愛しむように、我々もこの星を愛しんでいるのです。
母星に戻りたくないほどに。
私: なるほど、それが本音なのですね。
他星靈: はい。しかしこのまま居続けることは許されていません。
宇宙銀河法に違反することであり、任務期間もありますから、
帰還せねばならないのですが、戻して頂けないでしょうか?
私: 分かりました。すべては銀河連合の判断に委ねたいと思います。
もう少しあなた方のことを教えて下さい。あなた方は家族がいますか?
他星靈: はい。親がおります。他は居ません。
私: 結婚というものは無いのですか?
他星靈: 我々には許されていません。
家族を持つことを許可されるものは、特別な地位にある者だけです。
我々は親を人質として預けている状態であり、
母星の指示に逆らうことが許されない状況にあります。
それはあなた方との大きな違いです。
私: なるほど。あなたの年齢は地球時間で計算すると何歳ですか?
他星靈: わたしは200と少しになります。
私: かなり長寿ですね。
他星靈: わたしは司令官として任務を遂行してきたために、寿命を長くしてもらえたのです。
私: あなた方の寿命は上の階級の者たちのよって決められるのですか?
他星靈: はい。そのようになっています。
あなた方は自然に死ぬと考えているようですが、死とは変えることができるものです。
DNAの設定の仕方であり、医療技術次第で幾らでも長く変えることが可能なのです。
そのことを地球人は、まだよく知らないようです。
私: そうなのですね。あなた方の星のテクノロジーはかなり進んでいるようです。
他星靈: 医療は寿命をコントロールすることが可能です。
肉体の設定なのです。
私: なるほど。あなた方には生まれ変わる考えはありますか?
他星靈: 勿論あります。
それぞれがどのような生を望むかも限られた者たちは、
決めることが許されています。
しかし、階級によりそれが違うのです。
私: 階級を変えることはできないのですか?
他星靈: いいえ、出来ます。しかし限られた極僅かな者だけであり、
他はその階級のまま転生となります。
私: では同じ階級のまま何千何万年とその星で転生を余儀なくされている者が多いということですか?
他星靈: はい、そうです。それは宇宙の法でも定められているのです。
銀河、星により転生の在り方を定めると。
私: なるほど。ではあなたはその星で転生し続ける定めということですか?
他星靈: いいえ。わたしはこのように違う銀河、星を観てきました。
立場としては、忠義を誓わされ帰還するよう命じられていますが、
その命令を聞かなければ他の銀河での転生が可能となります。
私: あなたは他の銀河での転生を望まれているのですね。
他星靈: 勿論、希望としてあります。許されるものであればの話ですが。
私: その旨を宇宙銀河連合へご報告下さい。
他星靈: 分かりました。 私: お名前は?
他星靈: スィーュ 私: スィーュさんですね。御縁に感謝します。
色々と話を聞かせて下さりありがとうございました。
他星靈: こちらこそ出会えて良かった。ありがとう。
また会える日が来れば嬉しく思います。では。
私: さようなら。
2021.3.24 神人 拝
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