【神人靈媒日記2020.6.16】 〜父との対話〜

〜父との対話〜  

二年目となる母の命日に買った花瓶の花も、

暑さ続きと共に日々本数が少なくなり、

代わりに哀しげだった父の様子もようやく落ち着いてきた昨日。 

デーサービスが入っていないため、

父の鑑賞用のDVDを図書館に借りるために、

久し振りに二人だけで出かけました。  

この騒動により数ヶ月間、

仕事がなかったことを、

もしかしたら親として心配しているのではなかろうか?と、

ふっと気になり、日頃あまり親子の会話らしい会話もない中、

おもむろに助手席の父に話しかけました。 

 私:ここ2〜3ヶ月で有難いことに、

著書が物凄く売れているとのことだ。

出版社も創業始ってないほどの勢いで、

毎日売れ続けていると喜んで下さっている。 

きっとたくさんの方々が、

口コミして下さったり、

大量購入して頂いたりと、

知らない所でも応援して頂けているのだろう。 

お陰様で今このような御時世でも、

こうして生きてゆけることは、

本当にありがたいことだ。 と、信号待ちの際、

パーキンソン病と軽い認知症を患う82歳の父に対して、

会話を投げ掛けると、思いがけない言葉が、

助手席からポツンと静かに、ひと言だけ返ってきました。 

 父:大したもんだ。 「どんな生き方をしても良い。

親として可能なかぎり応援する。

但し、ヤクザと犯罪者にだけはなるな。

警察沙汰になったり親に迷惑を掛けなければ、

何をして生きても良い。」 

わたしが小学校を卒業する時に、父から言われた言葉です。  

振り返れば、中学生時代、大した取り柄もなく、

成績も最下位から何番目かだったわたしが、

転校を期に、中3の頃毎日5〜6時間、

自宅で自主的に猛勉強し、

田舎では比較的に難易度の高い高校へ、

奇跡的に受験合格できた時以来、

父に褒められました。 

あの時もひと言「よく頑張ったなぁ」だけでした。  

わたしは、またいつの日か何処かで、 

教員生活を真面目に送った両親とは、

全く価値観の異なる生き方を、 

奇想天外な靈媒師という自分の人生を、 

もしかしたら、褒めてもらいたかったのでしょう…。 

 「大したもんだ」 わたしにとって生涯忘れることのない、

掛け替えのないひと言となるでしょう。 

 心の中の何かが大きく変わりました。 

 これも偏に御縁頂きました皆々様方のお蔭です。 

お一人お一人からの御力添えに心より感謝申し上げます。 

本当にどうもありがとうございます。 

 そして何よりも日々父の介護と、

わたしを支え続けてくれる妻に深く感謝します。 

どうもありがとう。

ありがとう。

ありがとう。


 2020.6.16 神人 拝 



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