《悪しき霊感者に見受けられる傾向》
7.不和不幸を先祖靈の所為にする
病気、怪我、事故、不和などが顕れるのは、
すべて先祖靈の影響であり、
先祖靈が安泰であるならば、
不和不幸は一切起きないと申される靈感者や信仰者もおられるようですが、
先祖靈とは先に死んだ人たちのことであり、
現在生きている人々の暮らしを警護することが仕事な訳ではないのです。
親しくしていた方で転生していないのであれば守護してくれることもありますが、
先祖靈には親しくなかった方もおり、
全く知らない縁の薄い方々もたくさん存在していますから、
すべてが自分にとって良き存在と思わない方が良いでしょう。
もしも、先祖靈の中に不遇な生死をいたし、
現在生きている人に悪影響を与えている方がいるとしたならば、
面識のない人から危害を加えられるなど非常に遺憾なことなのです。
子孫にあたる者を祟る先祖とは、
あってはならぬ話であり靈性低き者ではないでしょうか?
先に亡くなったからといって偉くなった訳ではありませんし、
人が靈の僕となり供養しなければならない必要性は全くないのです。
もしも先祖靈に恨みを持っている霊が他にいた場合に、
その子孫に対しても祟ってくることがあるとしたら、
とんだとばっちりであり非常識なのです。
靈が人に対して何をしても許されるという時代は既に終わっていますから、
靈による犯罪行為に対しては、
恐れることではなく毅然とした厳しき対応をすることが望ましいのです。
これからの時代は、靈に対しても正しき指導ができる人々が増えて行かなければなりません。
何でもかんでも靈や靈団や教団の言いなりでは、
靈感者としては未熟であるということです。
2018.3.13 神人 拝
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