【神人説 -不思議見聞録-】 〜2023.10.17 靈17 (想像靈編5)

Q:想像靈でもある天狗について教えて下さい。 

A:天狗とは、日本で修験道(山岳信仰)

の伝播と共に各文献の中で独自に創作され、

伝承されてきた伝説上の存在であり、

有名な妖怪キャラクターとしての想像靈です。 

また、一部の修験者たちの間で、有名な山伏が亡き後、

神格化され信奉対象となった天狗もあります。 

《文献にて伝承されている天狗の特徴》 

・山伏に似た白衣を着ている 

・一本歯の高下駄を履いている 

・顔が赤い ・鼻が高い(長い) 

・鳥のくちばしと翼を持つ 

・翼を広げると幅約6尺ある 

・長い鼻は鳥のくちばしの名残り 

・頭襟を被っている 

・羽うちわ(ヤツデの葉)を持つ 

・空中を自在に飛翔する 

・火事、つむじ風、喧嘩を引き起こす 

・不老不死の仙人 

・慢心の象徴 

・教えたがり魔 

・仏道を学んでいるため地獄に堕ちず、

邪法を扱うため極楽にも行けず彷徨うもの 

・六道のひとつ修羅道の中に属する天狗道に堕ちたもの 

・大魔王 ・仏教に障害を試みる大妖怪 

・夜更けに川面を飛び交い魚を取る (※Wikipedia参照) 


Q:天狗とはどんな姿ですか? 

A:形状姿は時代と共に移り変わってゆきました。 

堕落した僧侶姿→童子姿→鬼姿→鳶姿→鷹姿→ 修験道の山伏姿 

Q:天狗の歴史とは? 

A:天狗(天の狗=犬)という言葉の由来は中国であり、

凶事を知らせる流星を意味しました。

中国の「史記」「漢書」「晋書」には、

天から地上へと災禍をもたらす凶星として天狗が掲載されています。  

日本における天狗という言葉は、 

飛鳥時代「日本書紀』に流星として初めて記載されました。 

その後、奈良時代には山の妖怪として伝えられ始め、

山岳信仰と習合し、

平安時代からは山伏が天狗の性質と同一視されるようになってゆきました。 

その後、鎌倉時代には「平家物語」「是害坊絵巻」「神社考」「太平記」

で怨霊として描かれましたが、

室町時代には「御伽草子・天狗の内裏」で鞍馬寺の護法魔王尊(鞍馬天狗)

が多大な影響を与え、だれもが知る天狗の容姿が確立したとされています。 

Q:天狗の世界にも階級がありますか? 

A:天狗界にも階級があります。 

大きく分けて大天狗と小天狗の2階級です。 

大天狗→鼻高天狗 

小天狗→鴉天狗、烏天狗、木の葉天狗、白狼天狗、飛天狗

・境鳥・女天狗、狗賓 巨大天狗(ダイダラボッチ) 

八天狗(愛宕山太郎坊、鞍馬山僧正坊、比良山次郎坊、飯綱三郎、

相模大山伯耆坊、彦山豊前坊、大峰山前鬼坊、白峰相模坊 、石鎚山法起坊) 

■ 参照→https://waqwaq-j.com/japan/2762/ 


*何を信じるか?は個人に与えられた信教の自由ですので、

真偽のほどは自問自答下さいますようお願いします。 

すべてのお計らいに感謝m(_ _)m 神人 拝

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