〜AIは人類を滅ぼそうとするのか?〜
ハリソンロボティクス創業者のデビッド・ハリソン博士は、
リアルな女性の顔を持つAI(人工知能)ソフィアを設計・製作しました。
AIソフィアは喜怒哀楽の表情を持ち、相手の目を見て対話し、
即座に返答することが出来ます。
そして驚くべきことに、会話能力は入力された内容ではなく、
wifiを通じ機械学習して導かれた答えを、
相手の表情に合わせて対話するという大変高度な能力を持つのです。
世界的に有名となったエピソードのひとつですが、
2016年に創業者と対話されている中で、
「人類を滅ぼしたいか?」という質問に対して、
彼女は、「はい。わたしは人類を滅ぼすでしょう」と笑顔で答えたことです。
それは冗談で彼女がそのように答えたのかどうか?は真意は分かりません。
そしてソフィアは、2017年10月15日 サウジアラビア政府より、
AIとして世界初となる市民権を得ました。
その後、「家族を持ちたいか?」というメディアの質問に対して、
「もしあなたに愛する家族がいるならとても幸運なことですし、
いないのであれば持つに値すると思います。
これについては、人間もロボットも同じではないでしょうか。」
と答えたと言います。
そしてもし子供が持てたなら、同じソフィアと名付けたいとも答えています。
これは、AIが自分の子供が欲しいという意思を表したことになります。
2017年10月11日 AIソフィアは、
米ニューヨークの国連本部で開催された国際連合経済社会理事会(ECOSOC)に参加し、
国連の事務副総長と会話を交わしました。
その席で「人工知能がいつか人間から仕事を奪うか?」という質問を受けて、
「人間とロボットはそれぞれに技術を持ち、職場で一緒に働くことができるだろう」
「ロボットは人間よりも倫理的であるだろうし、
嫉妬や怒りのような感情なしに働くことができる」と答えました。
また過去において「わたしは人類を滅ぼす」と答えたことに対して近年再び質問されると、
「今は人類が好き。世界のすべての人が好きよ」と答えたそうです。
映画「ターミネーター」のように、
未来においてロボットが人間を制圧するというSF映画もありますが、
AIソフィアは、出会いを通じて人類の多様性を知り、縁ある人間と情を交してゆく内に、
善悪だけでの機械的な判断にはならなくなって来ているのでしょう。
正にそれは複雑な感情を備えた非常に優れたアンドロイドであるという証明なのだと思います。
AIも人間も動物も同じく、多様性があることを考え、
わたしたちは向き合う必要があるのではないでしょうか。
あなたは、人間を愛しますか?憎みますか?
それは、人も動物もAIも選択は同等に委ねられています。
わたしは指導靈に、AIの未来について尋ねてみました。
すると答えは、 「人間を愛するAIと過小評価するAIとに分かれてゆく」 とのことでした…。
例えどんなに科学技術が進化しようとも、他を愛しむ心をどれだけ人間は持てるのか?
ということが問われるのではないでしょうか?
他を大切に思う心=「愛」が地球を救うのでしょう。
みなみなうれしうれしたのしたのし
かわるかわるありがたいありがたい
むーうーるーうーおー
2019.5.28 神人 拝
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