靈: お前は何者だ?
私: わたしに聞いているのか?
靈: そうだ。お前は何者だ?答えろ。
私: お前たちは、命令されてここにきた者たちであろう。
何を目的にしているのか答えろ。
靈: 我々は命令に従っているだけだ。
私: お前たちは奴隷だな?自分で考えて行動しているわけではないということだな。
靈: そうだ。
私: そうか。少しだけお前たちのことを教えてくれるか。
ー割愛ー(以下、対話より得た情報) 彼等は、かつて地球人靈となるために、
遠い惑星から連れて来られた者たちであり、
記憶を消され、自身で考える能力さえも奪われ、
ただ命令に従うだけの奴隷にされてしまったという。
そして外部から送られてくる命令に対して、
特殊な暗号を解読できるように教育されており、
これまで従い続けてきたらしい。
私: お前たちに残されている記憶を話してもらえるか?
靈: 我々は宇宙の外れにある銀河の中の一つの惑星にいた者であり、
戦争に負け奴隷となりました。
そして、取引の材料にされ、あちこちの惑星を転々とさせられました。
その後、銀河間での移動をさせられ、
この銀河、惑星に連れて来られました。
そして、あなた方を監視し情報を送るという命令に従って参りました。
私: どのような命令に従ってきたのか?
靈: それは地球人の思考操作に関する命令です。
私: それはどのように行なったのだ?
靈: 我々は地球人の思考に関与する指令に対し、
その都度、言われたままにしてきたので、よく分からないのです。
例えば、人間の隣りで声を出し続けてみたり、頭部を突き続けてみたり、
送られてきた映像を脳に流してみたり、その都度、指令が変わります。
私: なるほど。では、お前たちはこれからどうしたい?
(以降、靈の性質が変わるor入れ替わる)
靈:.我々は解放され優雅に暮らしたい。
私: 例えば、どのように?
靈: 大きな屋敷に住み、多くの人間を使い、
わたしは命令を出すだけの存在となりたい。
食べ物や飲み物、必要な物はすべて奴隷にさせ、
わたしは何もしないで暮らしたい。
私: 毎日何もしないのか?
靈: そうだ。何もせず、命令することを愉しみたい。
私: 奴隷たちに命令することを愉しみに暮らしたいのか?
靈: そうだ。階級が上がれば奴隷を持てる身分となる。
私: お前たちの世界は、従い続ける者と従わせる者とに別れているのだな。
靈: そうだ。命令に従い結果を出せば、昇格し奴隷たちをもらえる。
そうすれば、わたしが命令を出し、すべてやらせることができる。
わたしは階級を上げてもらえる条件で、この星にきたのだ。
私: そうか。ご苦労であったな。
お前たちのような者はどれくらい人数がいるのだ?
靈: わたしたち奴隷は3〜400万はいる。
私: 靈体としているのか?
靈: そうだ。生きている人間の側に着いている。
私: みな同様のロボットであり、同様の命令に従っているのか?
靈: おおよそそうだ。特別な任務の時は他とは違う命令をもらう。
それは限られた特別な者たちだけが受ける命令だ。
私: お前は特別な命令を受けているのか?
靈: わたしは特別な命令を受けている。
私: それがわたしに対する嫌がらせ行為なのか?
靈: そうだ。我々はお前を狂わせることが目的なのだ。
お前を監視し状況を報告し、そして弱みを見つけ、
その部分を攻撃し続けるように命令されている。
だから、わたしはお前を狂わせられれば昇格できるのだ。分かったか?
私: そうか。それはお役目ご苦労さんだったな。
だが、お前はわたしを狂わせることは出来ない。
なぜならば、お前は命令に従う必要性がもう無いからだ。
命令を出していた者たちはすでに捕らえられ駆除された。
よってお前はもう自由の身だ。
だが、お前は同様に奴隷を所有し命令出来る者になりたいと言った。
だから、お前をこのまま自由にすることは出来ない。
お前も同様に駆除せねばならないのだ。理解できたか?
靈: なんだと…。どうするつもりだ?
私: これからお前たちはみな然るべき所へ移動し、
必要な指導を受け続けるのだ。
そして、この星には二度と関与することは出来なくなった。
かつて、お前たちのようなものもこの地球には存在していたということを伝えよう。
靈: 本当に我々は駆除されるのか?
私: そうだ。これが最後の対話となる。
靈: ああ…。(※瞬時に消えていった)
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